社会人の世界へようこそ。期待と不安、さまざまな感情が入り交じってきっと刺激のある毎日だと思います。本書は、そんな新社会人の方々に向けたビジネス用語辞典です。
ビジネスの現場は、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていきますが、日々の会話やメールの文面には耳慣れない言葉も数多く存在しています。そこで、お役に立つのが本書。新社会人として知っておくと、何かと便利なビジネス用語100語を選びました。
用語の意味はもちろん、社会人を経験した執筆陣の個人的な(やや偏った)感想も交えて紹介しているので、頭に入りやすい! サクッと読めて、調べるのも簡単なので、お手持ちのスマホやタブレットにぜひ常駐させてください。
あいみつ
【意味】
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「合い見積もり」の略。複数の業者から見積もりをもらって、比較検討することを意味する。あいみつを取る場合、純粋に内容や価格を検討したいときもあるが、発注先はすでに決まっているが、形式上複数社から見積もりをもらわないと社内からいろいろうるさく言われるから行われることもある。また、発注先が決まっている業者から値引きを引き出すための当て馬として使われることもある。「見積もりが欲しい」と先方から頼まれたら、その意味するところを聞き出す、探り出す、感じ取る能力はぜひ身につけたいところだ。
【例文】
(上司から)この金額、あいみつ取った結果なのか?
ごとう日 [ごとうび]
【意味】
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5の倍数の日。つまり毎月、5日、10日、15日、20日、25日、30日のことをいう。キリが良い数字なので、企業や商店の締め日、支払日などに使われることが多い。一般的に仕事が忙しい日とされており、営業車やトラックなどで道が混むといわれている。急ぎでタクシーに乗るときは、念のため日付は確認しておこう。
【例文】
(タクシーの運転手が)お客さん、今日はごとう日だから、道が混んでいるようですね。